クラフトビールはアメリカでの大ブームを経て日本でも火が付く

クラフトビールはアメリカでの大ブームを経て日本でも火が付く

現代では喉越しの良さを追求したビールから、香りや苦みなど個性的な味わいが魅力のクラフトビールへ人気が移行しつつあります。
甘くてフルーティーなものやミルキィで濃厚なもの、またアルコールが10%を超えるワインのような味わいのものなどさまざまな種類が作られており、その美味しさはまさに日本人の心を鷲掴みにしています。
アメリカでブームになったのは2000年代で、クラフトビールを飲めるレストランやマーケットがオープンしたり、雑誌で特集が組まれることによりその名前は一機に広まっていきました。
広大な面積を誇るアメリカは醸造所の数が最もあり、たくさんの種類のビールが造られていますが、強烈な苦みがありながらも、モルトの甘みや酸味や柑橘系の香りがバランスよくまとまっているクラフトビールにはまる人は多く、大変な人気となっています。
日本では2017年にアメリカ東海岸からクラフトビールの輸入販売を開始しており、飲食店や小売店を中心に提供を開始して、日本人の生活に身近になるような提案をし続けてきました。
大変な人気の理由は、徹底した温度管理をした輸送方法でビールの品質がそのまま保たれ、現地のブルワリ-での味を日本に届けられているからなのです。

クラフトビールという名前の由来はどこから来たのか

クラフトビールというその名前の由来は一体どこから来たのでしょうか。
一般的なビールに対し、なぜ「クラフトビール」と呼ぶのでしょう。
それを知るにはまず、クラフトという言葉の意味を知る必要があります。
「クラフト(craft)」には、英語で手工業、または工芸品という意味があります。
クラフトビールにクラフトとつくのは、その名の通り、それが職人たちの手により精魂を込めて作られた工芸品であるからです。
大手メーカーによって製造された大量生産型の没個性的なビールとは対照的に、クラフトビールとは、小規模な醸造所で香りやコク、苦味など様々な細部にこだわりじっくりと作り込まれているため、品質重視で多種多様な個性のあるビールです。
このように、明確な定義などは存在しないものの、職人技によって一つ一つ手塩にかけて製造されたビールのことを、一般的な大量生産型ビールと差別化するため、「クラフト」と総称されるようになりました。

著者:菱沼正士

筆者プロフィール

東京都大田区生まれ。
旅行が趣味で全国各地のクラフトビールを飲み歩く。
大好きなクラフトビールの魅力を発信しています。